25 5 月
学習障害(LD)と左利きには関係があるのではないかとする説があります。
というのも、左利きや両手利きの児童の学習障害(LD)の割合が、右利きの場合と比べると多くなっているからです。
「利き手」が存在するように、脳にも「利き脳」とも呼べるものが存在するそうです。
脳内における言語機能は左脳に偏在しているのですが、右利きの人の95%は左脳優位となっています。
一方左利きの人の場合は、言語機能が片側に偏ることはないと言われており、このことが脳の働きに違いが生じているいるとも考えられます。
昔から左利きは子供の意思にかかわらず無理やり右利きに矯正されることが多くありました。
社会生活においても、あらゆることが右利き用に作られていることが多く、左利きであると不便を強いられます。現在でも、駅の改札は右側から切符を入れたり、自動販売機のコイン入れも右側にあったり、右利きの人が使いやすいように設計されているものが多くあります。
脳が左手を指示しているのに、親が子供に無理やり右手でやるように指示することがストレスとなり、それらが脳に悪影響を与えているとも考えられますが、実際のところはそれらが学習障害(LD)と関係しているのかどうかは分かっておりませんが、学習障害の人に左利きが多い、というのは確かだそうです。
最近では、ユニバーサルデザインと呼ばれる設計が浸透しつつありますが、アメリカなどに比べて日本ではまだまだ遅れているように感じます。これからの動きに注目したいところです。