学習障害(LD)の診断、その診断基準はどのようなものなのでしょうか?

学習障害(LD)の診断は、まずは家庭や学校での情報、病歴やその生育過程、行動などの情報を収集することから始められます。
こうした調査の後、学習障害が疑われる場合には、知能検査が行われます。
知能検査は、WISC(Wechsler Intelligence Scale for Children の略)がよく使われます。

そこで学習障害が推定された時は、PRS(The Pupil Rating Scale Revised の略)、K-ABC(心理教育アセスメントバッテリー)、ITPA(言語学習能力診断検査)といった検査を行います。

PRSとは、行動や学習を調べるスクリーニングテスト。K-ABC(Kaufman Assessment Battery for Children の略)「心理教育アセスメントバッテリー」とは、子供への課題を与え、その解決法を調べる検査。ITPA(Illinois Test of Psycholingustic Abilities の略)「言語学習能力診断検査」とは、子供が課題を他の人にどう伝えるのかを調べる検査で、コミュニケーションをどのようにとるのかを調べる検査。

こうした検査を経て、学習障害であるかどうかの診断が行われます。

こうした専門家による検査によって、具体的数値で示されることにより、自分の子供が学習障害だと受け入れる心の準備を行う状況を作り出すのです。それ故これらの検査・診断は必ず専門家の手によって行われなければなりません。